NPO法人CLACKは、株式会社パシフィックネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:上田 満弘、以下 パシフィックネット)と使用済みPCの寄贈プロジェクトである「Pass the Baton」において、パートナーシップを締結いたします。
■Pass the Batonとは 経済的事情によりPCを買うことが出来ない高校生に対し、彼らがプログラミング学習を行うことができるよう、企業から無償で譲り受けた「使用済PC」に、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールを行った上で「リユースPC」として届けるプロジェクトのこと。
■パートナーシップの目的 2021年2月よりCLACKが開始した、企業の使用済みPCの寄贈プロジェクト「Pass the Baton」において、パシフィックネットにPCの引取りおよびデータ消去、データ消去証明書の発行、OSインストール等の再生作業にご協力頂いておりました。 プロジェクトが開始して約1年が経った現在、パシフィックネットとのパートナーシップを締結し、今まで以上に両社の連携を強めていくことで、「Pass the Baton」の更なる認知拡大および寄贈企業数の増加など、取組み強化を行ってまいります。
■今後の展開 CLACKは、2025年までに「全国10都市1000名以上の高校生を支援できる基盤づくり」に取り組んでまいります。現在、大阪市と堺市の2拠点で無料のプログラミング教室を運営していますが、2022年夏頃には東京にも教室を開講する予定です。また、両社は「Pass the Baton」を通じて、より多くの高校生達の支援をしていくとともに、寄贈元企業のSDGsの推進に貢献してまいります。
企業から使用済みのPCを無償で譲り受け、リユースPCとして高校生に無償提供するプロジェクトです。提供されたPCは委託提携企業の株式会社パシフィックネットにて、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールをおこなったうえで高校生のもとに届けられます。「Pass the Baton」は、メルカリの目指す循環型社会の実現にも貢献できる取り組みです。循環型社会とは、資源の廃棄を減らし、廃棄物を新たな資源として展開する循環を前提とした生産・消費活動を意味します。
株式会社メルカリより100台のPCをご寄贈いただき、100名の高校生がプログラミング学習をおこなう機会を得ました。トップIT企業であるメルカリで使用されていたPCを、これからIT関連職を目指す高校生が譲り受ける、この循環の一翼を担える喜びを強く感じています。循環型社会の実現を目指すメルカリが「Pass the Baton」に協力してくださったことは、次に繋がる大きな一歩となると考えています。