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株式会社TeamSpirit (https://corp.teamspirit.com/ja-jp/ )から、Pass the batonにて18台のPCの寄贈をいただきました。

■Pass the Batonとは
経済的事情によりPCを買うことが出来ない高校生に対し、彼らがプログラミング学習を行うことができるよう、企業から無償で譲り受けた「使用済PC」に、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールを行った上で「リユースPC」として届けるプロジェクトとなっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://passthebaton.clack.ne.jp/

■ご寄贈いただくPCの条件
データ消去作業の効率や送料の観点から、寄贈元1社につき、10台以上からお願いをしております。(10台未満のPC寄贈に関しては、ご相談ください。)
また、プログラミングを学習する上で、必要なPCのスペックとして下記を条件とさせていただいております。

 

・ノートPC Windows または MacOS
・CPUがCorei3、第6世代以上 ※Macの場合、2015年以降の発売モデル
・メモリが8GB以上
・SSD搭載
・Webカメラ、無線LAN内蔵

春休みの5日間で学ぶ高校生向けプログラミング講座「Tech Runway Camp」を実施しました。

通常、半年の時間をかけて高校生がプログラミングを学ぶTech Runwayとは違い、キャンプでは夏休みの5日間、集中的にプログラミングの基礎を学びます。

2回(第1回:3月22日 – 26日、第2回:3月27日 – 31日)、計36名の生徒たちがプログラミング学習にチャレンジし、5日間学びきることができました。

一部の生徒はこの短い期間で基礎講座を修了し、作品の開発も行いましたのでご紹介いたします。

▽生徒Aの作品
おすすめ本の紹介サイト

マンガだけでなく本も読んでほしい!という想いで開発

 

▽生徒Bの作品

ファンタジー型タイピングゲーム

正しくタイピングできると敵に攻撃!ゲームで楽しく英単語を学べます

正しくタイピングできると敵に攻撃!ゲームで楽しく英単語を学べます

 

最初は緊張して話すのもぎこちない生徒たちでしたが、最後には「分からなかったことが出来るようになって楽しかった」「学んだことが実際に使えて嬉しかった」と自ら成長を感じることができました。

<CLACK 理事長 平井(左)、パシフィックネット 代表取締役社長 上田氏(右)>

NPO法人CLACKは、株式会社パシフィックネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:上田 満弘、以下 パシフィックネット)と使用済みPCの寄贈プロジェクトである「Pass the Baton」において、パートナーシップを締結いたします。

■Pass the Batonとは
経済的事情によりPCを買うことが出来ない高校生に対し、彼らがプログラミング学習を行うことができるよう、企業から無償で譲り受けた「使用済PC」に、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールを行った上で「リユースPC」として届けるプロジェクトのこと。

■パートナーシップの目的
2021年2月よりCLACKが開始した、企業の使用済みPCの寄贈プロジェクト「Pass the Baton」において、パシフィックネットにPCの引取りおよびデータ消去、データ消去証明書の発行、OSインストール等の再生作業にご協力頂いておりました。
プロジェクトが開始して約1年が経った現在、パシフィックネットとのパートナーシップを締結し、今まで以上に両社の連携を強めていくことで、「Pass the Baton」の更なる認知拡大および寄贈企業数の増加など、取組み強化を行ってまいります。

■今後の展開
CLACKは、2025年までに「全国10都市1000名以上の高校生を支援できる基盤づくり」に取り組んでまいります。現在、大阪市と堺市の2拠点で無料のプログラミング教室を運営していますが、2022年夏頃には東京にも教室を開講する予定です。また、両社は「Pass the Baton」を通じて、より多くの高校生達の支援をしていくとともに、寄贈元企業のSDGsの推進に貢献してまいります。

プレスリリースはこちらからご覧ください
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000045692.html

2022年2月20日に高校生向け無料プログラミング教室「Tech Runway」の新大阪6期生・堺1期生による最終発表会が行われました。

−−−Tech Runwayとは?−−−
『Tech Runway』とは、​​高校生限定で開講する、大阪(新大阪・堺)のプログラミング教室です。
経済的・環境的に困難を抱える高校生を対象とし、参加は教材費含め完全無料。
詳しくはこちらをご覧ください↓
https://techrunway.jp/

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最終発表会では、生徒一人一人が自分で作った資料を用いて発表を行いました。最初は緊張した様子だった生徒たちも、3ヶ月間のプログラミング学習を終えた感想や今後の目標を堂々と語ってくれました。

プレゼンでは
・自己紹介
・プログラミングを行って作成した作品の紹介
・3ヶ月間の振り返り
・今後取り組みたいこと

についての発表が行われました。

▽生徒の作品についてはこちらのnoteをご覧ください!
https://note.com/clack/n/nfc18fd8cef42

最終発表会の最後には講師から生徒へ修了証書が渡され、講師・生徒共に笑顔で記念撮影に応じていました。

冒頭のプレゼンの中では「参加当初は教室に馴染めるか不安を感じた」「プログラミングの難易度が上がるにつれて苦戦した」といった感想も見受けられました。
しかし、それと同時に多くの生徒が「講師らや周囲の人の助けを受けてプログラミングの理解を深めることが楽しみになった」「作品が完成した時に大きな達成感を得られた」といった感想を挙げていたことが印象的でした。

最後に

NPO法人CLACKは、「生まれ育った環境に関係なく、子どもが将来に希望を持ち、 ワクワクして生きていける社会」を目指し、困難を抱える高校生に自走する力を持ってもらうためのプログラミング学習支援を提供しています。

CLACKでは、毎月継続的に寄付をくださるマンスリーサポーターを募集中。CLACKの活動を応援したいと思っていただけた方は、下のリンクからお申し込みいただければ嬉しいです。
ご寄付は、より多くの高校生にプログラミングを学ぶ機会を提供していくための交通費や機材の提供、教材費などに大切に使わせていただきます

2021年12月26日、新大阪教室にてTech Runway5期生による最終発表会が開催されました。

ーーー Tech Runwayとは? ーーー
『Tech Runway』とは、​​高校生限定で開講する、大阪(新大阪・堺)のプログラミング教室です。
参加は、教材費含め完全無料。

今年の8月1日からスタートした5期生。
修学旅行や学校のテストもある中、週2回のプログラミング教室に通ってくれました!
約半年間で得たスキルを発表する集大成です!是非、ご覧ください✨

5期生によるプレゼンテーション開始!
最終発表会では、1人約5分ずつほどでプレゼンテーションを行います。

内容は
・CLACKのプログラミング教室に来たきっかけ
・半年間かけて作った作品の紹介
・【振り返り】楽しかったことや難しかったこと、プログラミングを通してできるようになったこと、これから挑戦したいこと
などなど

特に【振り返り】では、
「5期生の仲間や、普通の学校生活を送っていたら話す機会がないような大学生(講師)と話すことができて楽しかった!」
「人前で話すことは苦手だったけど、毎回のチェックイン、チェックアウトで少し気持ちが変わった」
「人生で最も有意義な半年間だった!!」
「プログラミング自体が楽しかったからこそ、週2回通うことができた」
との言葉をいただきました!

5期生Aくんの紹介

Aくんは、漫画やアニメ、洋画(マーベル)が好きな男子高校生。学校の先生の紹介で、CLACKのプログラミング教室に来てくれました。計画性を持って作業を進めることに苦労しながらも、マーベル作品に関するサイト模写や『おすすめのマーベル映画診断サイト』を作成しました。

「時間をかけて思い通りのものが作れた時が嬉しかった。」とAくん。さらに「これからもプログラミングについてもっと学んでいきたい!」「資格の取得にも挑戦していきたい」と意欲的な姿勢を見せてくれました。

最後は修了式!
修了式では、プログラミング講師から修了状が授与されました!

5期生プログラミング講師からのコメント

5期生がTech Runwayを通して成長していく様子には本当に驚かされました。全体的に序盤はプログラミング学習に対して受け身の姿勢の生徒が多かったですが、最終成果物の自作アプリの作成では限られた時間で細部までこだわり抜く積極的な姿勢が印象的でした。最終発表会はお客さんも多く、緊張感のある雰囲気でした。人前で話すのがあまり好きではないという話している生徒も多いのですが、いざマイクを手にすると笑いありの堂々たる発表をしてくれました。「プログラミングを活かせる仕事を探したい」、「自作アプリの改良をもっとしていきたい」等、これからもプログラミングを続けていきたいと言ってくれる生徒が多かったことが自分としては嬉しかったです。

5期生プログラミング講師の清水さん

「どこかわかりにくいところはない?」最初の教室でそう尋ねたときに、うつむいて言葉が出てこなかった生徒さん。教室を重ねる毎に、だんだんと目線が上を向き、言葉数が増え、自分から積極的にアクションを起こして解決できるようになる姿に目を見張りました。最終発表会でもその成長ぶりを発揮し、皆とても堂々と発表できていましたね。私は発表の間、特に一人ひとりの「これからやってみたいこと」をわくわくしながら聞いていました。中でも私が嬉しかったのは、「Tech Runwayの活動を通じて前よりも自信がついたから、もっといろんなことに挑戦してみたい!」という言葉を聞いたことです。プログラミングをやってみて「面白い!」「仕事にしたい!」と思えた生徒は勿論、そうでなかった生徒も、Tech Runwayでの活動をひとつの「やり遂げた経験」として、これからの人生の糧にしていってくれたら嬉しいです。

5期生プログラミング講師の溝上さん

最後に

NPO法人CLACKは、「生まれ育った環境に関係なく、子どもが将来に希望を持ち、ワクワクして生きていける社会」を目指し、困難を抱える高校生に自走する力を持ってもらうためのプログラミング学習支援を提供しています。

CLACKでは、毎月継続的に寄付をくださるマンスリーサポーターを募集中。CLACKの活動を応援したいと思っていただけた方は、下のリンクからお申し込みいただければ嬉しいです。
ご寄付は、より多くの高校生にプログラミングを学ぶ機会を提供していくための交通費や機材の提供、教材費などに大切に使わせていただきます。

公益財団法人ベネッセこども基金のwebサイトに、助成先紹介としてCLACKの活動内容を掲載いただきました。

シェアリングエコノミーの活性化を行うシェアリングエコノミー協会に、CLACK はアソシエイトパートナー会員として加盟いたしました。

シェアリングエコノミー協会について詳しくはこちら

ソフトバンクの スマホやPCから簡単に寄付ができる「つながる募金」の利用を開始しました!携帯電話の利用料金の支払いと一緒に継続的な寄付ができるだけでなく、ソフトバンクスマホをご利用の方限定でTポイントでの寄付も可能です。

ソフトバンクユーザーの皆様、ぜひご利用の上ご支援いただければ幸いです!

Pass the Batonとは

企業から使用済みのPCを無償で譲り受け、リユースPCとして高校生に無償提供するプロジェクトです。提供されたPCは委託提携企業の株式会社パシフィックネットにて、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールをおこなったうえで高校生のもとに届けられます。「Pass the Baton」は、メルカリの目指す循環型社会の実現にも貢献できる取り組みです。循環型社会とは、資源の廃棄を減らし、廃棄物を新たな資源として展開する循環を前提とした生産・消費活動を意味します。

プログラミング×キャリア教育で、高校生に自走力を

CLACKは、生まれ育った環境に左右されることなく、子どもたちが未来に希望を持って生きていける社会の実現を目指して活動しています。内閣府が令和元年12月におこなった、子どもの貧困に関する調査では、子どもの約7人に1人が貧困というデータが出ました。

出典:内閣府「子供の貧困対策」

生まれ育った家庭の経済的な事情は、子どもの努力だけで改善できるものではありません。成績や才能に関係なく、進学を諦めたり、希望する職業に就職できなかったりする高校生は少なくありません。そこでCLACKは彼らの将来の可能性を広げるために、PCの無償提供とプログラミング学習支援をおこなっています。プログラミングの授業料と教材費も無料、受講する教室への交通費の支給もおこなうため、完全無料でプログラミングスキルが身につきます。

プログラミング学習支援に並行してキャリア教育をおこない、習得したスキルをきちんと活かすための土台づくりもサポート。さまざまな領域で活躍する社会人や大学生を講師として招き、ワークショップを月に1〜2回開催しています。経験にもとづくキャリアの組み立て方や、奨学金や生活費といったお金に関する知識を共有し、ワーク形式で学習。また、IT企業のオフィスを訪問する職場見学もおこないます。多角的なキャリア教育で将来のイメージを具体化し、プログラミング学習が目的に直結する環境を構築します。

高校生限定の支援である理由

寄贈されたPCは、CLACKでプログラミングを学ぶ高校生に寄贈されます。経済的に困難を抱える家庭で育った高校生は、進学を諦めて社会に出るケースも多く見られます。知識やスキルが不足したまま就職すると、収入が低い職業や非正規での雇用に繋がりやすく、大人になっても貧困から抜け出せません。貧困の連鎖を食い止められる最終ラインが高校生だと判断し、高校生に限定した支援をおこなっています。

出典:内閣府「子供の貧困対策」

現在「GIGAスクール構想」が文部科学省によって推進されています。全国の児童・生徒を対象に1人1台の端末(タブレットまたはPC)を支給する取り組みです。しかし端末を家に持ち帰れなかったり、プログラミングをするには端末のスペックが低かったりといった課題があります。プログラミングの義務教育化によってIT業界に興味を持っても、プログラミングを学習できるPCがなければ将来への動線が断たれてしまうのです。

2025年の大学入学共通テストからは、プログラミング知識が必要となる「情報」が追加されることも決まっています。奨学金での進学を目指す場合も、PCがなければ勉強できません。ひとりでも多くの高校生に、人生を切り拓く力を身につけてもらうためにCLACKは活動しています。

プログラミング学習を支援する理由

プログラミングは生活環境や成績に関係なく、努力次第で身につけられるスキルです。また、IT業界は慢性的な人材不足であり、プログラミングスキルがあれば就職先の選択肢が格段に増えます。総務省が2021年7月に公表した21年版情報通信白書によると、日本のDXが進まない理由として人材不足を挙げる企業は全体の53.1%と最多。経済産業省は「2030年には最大で79万人のIT人材が不足する」と発表しています。

出典:経済産業省「IT人材需要に関する調査」

努力ではどうにもできない「生まれ持った環境」というハードルを乗り越え、生き方の多様性と可能性を広げていく子どもを増やすため、CLACKはプログラミング学習を支援しています。

CLACK代表・平井大輝のコメント

株式会社メルカリより100台のPCをご寄贈いただき、100名の高校生がプログラミング学習をおこなう機会を得ました。トップIT企業であるメルカリで使用されていたPCを、これからIT関連職を目指す高校生が譲り受ける、この循環の一翼を担える喜びを強く感じています。循環型社会の実現を目指すメルカリが「Pass the Baton」に協力してくださったことは、次に繋がる大きな一歩となると考えています。

CLACKは現在、大阪市と堺市の2拠点で、経済的に困難を抱える高校生に向けた無料のプログラミング教室を運営中です。今後は大阪府以外の高校生にもプログラミング学習の機会を届けるため、拠点の全国展開を目指しています。2024年までには都市圏以外の地方にも拠点を増やしていきたいです。そのためには年間1000名以上の高校生に、十分なスペックのPCを届ける必要があります。子どもたちへ「自分の人生を切り拓くきっかけ」を届けるために、使用済みのPCを寄贈していただけますよう、お願い申し上げます。

ご寄贈いただいたPCのデータ消去について

安心してご寄贈いただけるよう、お譲りいただいたPCは万全を期してデータ消去処理をおこないます。厳重なセキュリティ体制を構築した株式会社パシフィックネットのテクニカルセンターにて、世界でもっとも信頼と実績のあるデータ消去ソフトフェア「blancco」を使用して、データ消去を実施します。

ご寄贈は企業からのみ受付

高校生へリユースPCを提供すると同時に、SDGsを推進する企業への貢献も実現するプロジェクトであるため、個人の方からのご寄贈は受け付けておりません。またデータ消去作業の効率や送料の観点から、一社につき10台以上からのご寄贈をお願いしております。

ご寄贈いただくPCの条件

プログラミング学習に必要なスペックが揃ったPCのご寄贈をお願いしております。下記に記載した条件をご参照のうえ、ご寄贈に関するお問い合わせをいただけますと幸いです。

ノートPC WindowsまたはMacOS
・CPUがCorei3
・第6世代以上※Macの場合、2015年以降の発売モデル
・メモリが8GB以上
・SSD搭載
・Webカメラ、無線LAN内蔵

初回は自己紹介をしたり、※Tech Runwayの進め方などの概要を聞き、実際にPCを操作してこれから学ぶための下準備を行ったりしました。PCに向かう様子は真剣そのもの!高校生たちが今後どのように飛躍していくのか、今から楽しみです。

※Tech Runwayは、高校生限定で開講する、無料プログラミング教室です。教材費や授業料が無料であるだけでなく、PCや交通費も支給されます。