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2022年7月24日に高校生向け無料プログラミング教室「Tech Runway」の新大阪7期生・堺2期生による最終発表会が行われました。

今回は、高校生たちが3ヶ月間のプログラミング学習を通して得られた成果とその感想をご紹介します。

ーーーTech Runwayとは?ーーー

『Tech Runway』とは、​​高校生限定で開講する、大阪(新大阪・堺)のプログラミング教室です。
経済的・環境的に困難を抱える高校生を対象とし、参加は教材費含め完全無料。

詳しくはこちらをご覧ください↓

https://techrunway.jp/

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最終発表会では
・プレゼンテーション
・作品鑑賞
・修了証の授与
が行われました。

生徒によるプレゼンテーション

プレゼンでは
・自己紹介
・プログラミングを行い作成した作品の紹介
・3ヶ月間の振り返り
・今後取り組みたいこと
について話しました。

ここからは3ヶ月の学習成果を反映した生徒の作品の紹介をします!

1つ目は「オセロゲーム」

友達や部活の顧問の先生とできるようなゲームを作りたいと考えてオセロゲームに決定。ゲームを作るのは今回が初めてだったためサイトを参考にしながら制作したそうです。

こだわりポイントは打ったコードの長さ。1つ1つ工程を理解しながら多くの時間をかけて打ち込んだコードの長さは、誰にも負ける気がしないと語っていました。

3ヶ月間を通してプログラムミングの難しさを実感したと語る制作者のAさん。何度もエラーが出て途中で挫けそうになりながらも、ゲームを作りたいという思いが原動力となって作品を完成させることができたそうです。複雑なコードを使いこなすことの難しさに直面しつつも、新たなゲームを作ってみたいと語ってくれました。

2つ目は「迷路ゲーム」と「テトリス」

迷路ゲームは棒倒し法のアルゴリズムから生成されており、ページを更新することで新しい迷路が生成されるので無限に楽しむことができます。テトリスも失敗しなければ無限に楽しめる仕様になっています。

こだわりポイントはJavaScriptで再現したテトリス。回転させたり落とす動作に苦労したそうです。ホールド、T-spinが再現できなかったことや、CSSの知識を活かせなかったことが悔しかったと語っていました。

3ヶ月を通してプログラミングを学んだことで自身の成長を感じたと語る製作者のBさん。テトリスの作り方など想像も出来なかった状態から、プログラミング学習を経て作品を完成させられたことに驚くとともに、大きな達成感を味わうことができたそうです。また、ゲーム会社の見学が貴重な体験になったと語ってくれました。

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3ヶ月間のプログラミング学習を経て生徒からは
「分からないことを主体的に調べる姿勢が身についた」
「タイピングが以前よりも速くなった気がする」
「論理的な思考が身についた」
「新しいことに挑戦することの大切さを学んだ」
「大学生メンターとの交流を通して自分の将来について深く考える機会ができた」
といった感想が挙がっていました。

作品鑑賞タイム

作品鑑賞タイムには生徒が制作したゲームやサイトをプレイしたり閲覧することで、会場はとても盛り上がっていました。
自分の作品を鑑賞してもらうことで喜びや達成感を味わえるとともに、他の生徒の作品を鑑賞することで新しい視点に気づくことができる貴重な時間になったと感じました。

最後に

最終発表会の最後には講師から生徒へ修了証書が渡され、講師・生徒共に笑顔で記念撮影に応じていました。
冒頭のプレゼンの中では「教室に参加する前はパソコンに苦手意識を持っていた」「軽い気持ちで参加を決めた」といった感想も見受けられました。
しかし、それと同時に多くの生徒が「プログラミングの面白さを実感した」「今後もプログラミング学習を継続したい」といった感想を挙げていたことが印象的でした。

3ヶ月間のプログラミング学習で得た経験は、確実に生徒らの力になっていると感じています。Tech Runwayを卒業した後も、教室で得た経験を何らかの形で役立ててもらえたらと思います。

世界有数の資源会社BHPの日本支社であるBHPJapanより、社内での役目を終えたPC37台を寄贈いただきました。またこれを記念し7月14日(木)、BHPJapan本社にて進呈式を行いました。

進呈式では、BHP社のChief Commercial Officerであるバンディータ・パント氏よりPCが進呈されたほか、CLACKの理事長平井よりBHP Japan社の皆様に感謝状が手渡されました。パント氏はこの取り組みに対して「BHPとしてPC寄贈の他にもサポートをしていきたい」と期待の意を述べられました。

この度の寄贈は、NPO法人CLACKが株式会社パシフィックネットと協力して行っている使用済みPCの寄贈プロジェクトPass the Batonの一環です。Pass the Batonでは他者の手にわたっても問題のない状態となるよう、企業様が寄贈してくださった使用済のパソコンに情報漏えいを防ぐデータ消去やクリーニングを施し、経済的困難を抱えながらも今後CLACKの支援のもとプログラミングを学ぶ高校生にPCを寄贈しています。SDGsをはじめ、社会課題の解決に関心の高い企業様がより安心して使用済みのPCを寄贈できる仕組みを整えています。

今回寄贈いただいた37台のPCは、CLACKが提供するプログラムである、3ヶ月間継続的にプログラミングを学ぶ「Tech Runway」や5日間で集中的にプログラミングを学ぶ「Tech Runway Camp」に参加する、経済的な困難を抱えた高校生に寄贈されます。


▼BHP Japan ガントス有希様より

BHPの「ソーシャル・バリュー」は「人と資源を繋げてより良い世界を作る」という我々のパーパスを基盤としています。弊社が操業・事業を行う地域において、経済や環境への取り組みと共に、地域社会、そしてその地域社会の皆様へ貢献できる取り込みを行うことを目指しています。

弊社は50年以上も前に日本事務所を設立し、長い時間をかけて培ってきた多くの日本の取引先の方々との強固な関係に支えられてきました。我々も地域社会の一員として、今回の取り組みは、弊社の優先課題の方向性にも沿うものであり、このような取り組みを通して、コミュニティの支援に関わることができ非常に光栄に思います。。今回のCLACKとのコラボレーションは、社会的な投資やソーシャルバリューを重視する弊社の方針とも合っており、プログラミング/STEM教育を通して、経済的に困窮している環境にいる高校生の方々に希望をもたらすことができることを願います。

今後もCLACKが支援を必要としているさらに多くの若者へ寄り添い活動を拡大するにあたり、今後もCLACKの活動へのお手伝いをさせて頂けることを楽しみにしています。


▼CLACK理事長 平井大輝

ガントス有希様・バンディータパント様をはじめとするBHP Japanの皆様、この度はPCを寄贈いただき誠にありがとうございます。

CLACKで関わる高校生の中には経済的事情からPCを保有できない方も多いです。そうした高校生にとって今回の寄贈を通じて自分のPCを手にすることができることは非常に大きなチャンスとなります。いただいたPCを用いてCLACKでプログラミングを学び、自分の将来を切り拓いていく機会になることを願っています。

この度、BHPJapan様のような世界的な有名企業様にCLACKの活動内容や理念に共感いただき、寄贈をいただけることは大変幸いなことで、CLACKの活動をより知っていただき、高校生への支援の輪が広がっていくきっかけになればと考えています。

【パソコンの寄贈をしていただける企業様へ】
データ消去作業の効率や送料の観点から、寄贈元1社につき、10台以上からお願いをしております。10台以下のPC寄贈に関しては、CLACK事務局へご相談ください。また、プログラミングを学習する上で、必要なPCのスペックとして下記が揃ったPCの寄贈をお願いしています。

≪PCスペック≫
・ノートPCもしくはデスクトップPC
・OS:Windows or MacOSのどちらでも可能
・CPU:Core i3 第6世代以上
※MACの場合、2015年以降の発売モデル

連絡先:contact@clack.ne.jp

【法人のサポーター様へ】

「子供の貧困」が日本全体の課題として認識されるようになった今、義務教育を終えていない中学生以下の子供に対しては比較的支援の手が差し伸べられるようになりましたが、子供とはみなされず自立するだけの高校生が自走できるようサポートする環境はまだまだ整っていません。

CLACKは一時的な支援に止まらず自信とスキルを得てもらうための「プログラミング学習支援」、人生のロールモデルに出会い自分の進みたい道を模索するきっかけを作る「キャリア支援」を通して、高校生が自分の人生を自分で切り拓いていくために伴走しています。

法人・個人にかかわらずサポーターとしての支援を検討いただける方は以下にご連絡ください。

連絡先:contact@clack.ne.jp

 
【会社概要・団体概要】
会社名:BHP Japan
代表者名:ガントス有希
WEBサイト:https://www.bhp.com/

NPO法人CLACKでは、プログラミング学習支援とキャリア支援のプログラム「Tech Runway」での高校生の変容を測定するため、第3期生よりグーグルフォームにて全く同じアンケートをTech Runway参加前後で取り、アンケート結果を比較しています。
本レポートでは、2021年12月〜2月に実施されたTech Runway新大阪6期・堺1期のアンケート結果と、新大阪3期以降の集計可能なアンケートを組み合わせた結果の概要をまとめました。


2021年度の年次報告書が完成しました。下記のリンクからご覧になれます。

CLACKが行っているPC寄贈プロジェクト「Pass the Baton」について2022年5月10日号のリサイクル通信に掲載して頂きました!

川崎地質株式会社 (https://www.kge.co.jp/ )から、Pass the batonにて10台のPCの寄贈をいただきました。

■Pass the Batonとは
経済的事情によりPCを買うことが出来ない高校生に対し、彼らがプログラミング学習を行うことができるよう、企業から無償で譲り受けた「使用済PC」に、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールを行った上で「リユースPC」として届けるプロジェクトとなっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://passthebaton.clack.ne.jp/

■ご寄贈いただくPCの条件
データ消去作業の効率や送料の観点から、寄贈元1社につき、10台以上からお願いをしております。(10台未満のPC寄贈に関しては、ご相談ください。)
また、プログラミングを学習する上で、必要なPCのスペックとして下記を条件とさせていただいております。

・ノートPC Windows または MacOS
・CPUがCorei3、第6世代以上 ※Macの場合、2015年以降の発売モデル
・メモリが8GB以上
・SSD搭載
・Webカメラ、無線LAN内蔵

株式会社Goodpatch (https://goodpatch.com/ )から、Pass the batonにて39台のPCの寄贈をいただきました。

■Pass the Batonとは
経済的事情によりPCを買うことが出来ない高校生に対し、彼らがプログラミング学習を行うことができるよう、企業から無償で譲り受けた「使用済PC」に、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールを行った上で「リユースPC」として届けるプロジェクトとなっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://passthebaton.clack.ne.jp/

■ご寄贈いただくPCの条件
データ消去作業の効率や送料の観点から、寄贈元1社につき、10台以上からお願いをしております。(10台未満のPC寄贈に関しては、ご相談ください。)
また、プログラミングを学習する上で、必要なPCのスペックとして下記を条件とさせていただいております。

・ノートPC Windows または MacOS
・CPUがCorei3、第6世代以上 ※Macの場合、2015年以降の発売モデル
・メモリが8GB以上
・SSD搭載
・Webカメラ、無線LAN内蔵

株式会社ユークス (https://www.yukes.co.jp/ )から、Pass the batonにてPCの寄贈をいただきました。

■Pass the Batonとは
経済的事情によりPCを買うことが出来ない高校生に対し、彼らがプログラミング学習を行うことができるよう、企業から無償で譲り受けた「使用済PC」に、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールを行った上で「リユースPC」として届けるプロジェクトとなっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://passthebaton.clack.ne.jp/

■ご寄贈いただくPCの条件
データ消去作業の効率や送料の観点から、寄贈元1社につき、10台以上からお願いをしております。(10台未満のPC寄贈に関しては、ご相談ください。)
また、プログラミングを学習する上で、必要なPCのスペックとして下記を条件とさせていただいております。

・ノートPC Windows または MacOS
・CPUがCorei3、第6世代以上 ※Macの場合、2015年以降の発売モデル
・メモリが8GB以上
・SSD搭載
・Webカメラ、無線LAN内蔵

株式会社ユークス (https://www.yukes.co.jp/)から、Pass the batonにてPCの寄贈をいただきました。

■Pass the Batonとは
経済的事情によりPCを買うことが出来ない高校生に対し、彼らがプログラミング学習を行うことができるよう、企業から無償で譲り受けた「使用済PC」に、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールを行った上で「リユースPC」として届けるプロジェクトとなっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://passthebaton.clack.ne.jp/

■ご寄贈いただくPCの条件
データ消去作業の効率や送料の観点から、寄贈元1社につき、10台以上からお願いをしております。(10台未満のPC寄贈に関しては、ご相談ください。)
また、プログラミングを学習する上で、必要なPCのスペックとして下記を条件とさせていただいております。

・ノートPC Windows または MacOS
・CPUがCorei3、第6世代以上 ※Macの場合、2015年以降の発売モデル
・メモリが8GB以上
・SSD搭載
・Webカメラ、無線LAN内蔵

CLACKの活動について2022年4月5日の読売新聞全国版の朝刊に掲載して頂きました!

デジタル版の記事はこちらからご覧ください。(読者会員限定の記事となっています。)