Takram Japan 株式会社様より使用済みPCをご寄贈いただきました

CLACKが実施する、企業から譲り受けたリユースPCを、経済的に困難な状況にある高校生に、完全無料のプログラミング教育とともに届けるプロジェクト「Pass the Baton(パスザバトン)」。
この取り組みにご賛同いただいたTakram Japan 株式会社より、使用済みPCをご寄贈いただきました。ご寄贈いただいたPCは、株式会社パシフィックネットにて、データ消去を行ったのち、経済的な理由で学びを諦めることのないように、高校生へ無料で提供します。

Pass the Baton(パスザバトン)の仕組み

日本の子どものうち、7人に1人が相対的貧困にあるという調査報告があります(厚生労働省「平成28年国民基礎調査/貧困率の状況」)。また、親の年収は子どもの学歴や将来の雇用形態に影響を与え、大人になったときの年収にも格差が生まれています。同時に、経済的困窮による文化的資源やつながりの不足から低学力や低い自己肯定感や不登校に繋がり、その先には、中退、ひきこもり等、貧困が連鎖しやすくなる構造があります(日本財団「不登校傾向にある子どもの実態調査」)。

私たちCLACKは、この世代を越えた「貧困の連鎖」を断ち切るため、困難な状況にある高校生へプログラミング学習支援とキャリア教育を無料で届けています。高校生が、貧困の連鎖から脱するために、継続学習は重要です。しかしながら、なかには経済的な理由でPCを持つことが難しい方もいます。
企業活動において、買い替えを検討するPCであっても、高校生が継続的な学習や学んだスキルを活かしたアルバイトやインターンシップを行う上では十分なスペックであることも多々あります。企業としてもCSRやSDGsといった社会的責任がより強く問われるようになるなかで、Pass the Batonは、使用済PCについて廃棄ではない新しい選択肢にもなりうるプロジェクトです。

企業のご寄付実績(一部抜粋)

使用済PCの寄贈を通じて、ともに「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」を実現するパートナー企業をおまちしております。

Takram Japan 株式会社について

東京、ロンドン、ニューヨーク、上海の4都市にスタジオを構え、世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファームです。多様なバックグラウンドと専門性をもったメンバーが集まり、ビジネス・テクノロジー・クリエイティブの領域を越境しながら、未来をつくる人や変化を生み出す組織とともにデザインの力でイノベーションを生み出しています。
https://www.takram.com/

■ご寄贈について

ご寄贈を決定いただいた後、CLACKより台数や時期などについてヒアリングいたします。その後、ご契約・回収方法を決定し、PCをご送付いただきます。詳しくは、Pass the Baton ホームページよりご確認いただくか、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

■ご寄付について

CLACKは多くの方々のご支援により、高校生に無料でプログラミング教育を届けることができています。月1000円からのご寄付で「子どもが未来に希望を持ち、ワクワクできる社会」をともに作る仲間を募っています。

高校生たちの前進をサポートしませんか?