夏休みの5日間、高校生向けプログラミング講座「Tech Runway Camp」を行いました。
通常、半年の時間をかけて高校生がプログラミングを学ぶTech Runwayとは違い、キャンプでは夏休みの5日間、集中的にプログラミングの基礎を学びます。
さらに、VRゲームやドローン操縦体験に加え、IT企業の社員さんとのワークショップも開催され、盛りだくさんの1週間でした!
Tech Runway Camp開始!
少し緊張した面持ちで教室に入ってくる高校生たち。
今回のキャンプに参加した理由は
「パソコンをもらえると聞いたから」 「なんとなく挑戦してみたいと思ったから」 「将来エンジニアを目指しているから」など、様々でした。
オリエンテーションで、キャンプ全体の流れや目標を確認した後、講師と高校生が円になって自己紹介をしました。まだまだ表情は固かったものの、キャンプに対する前向きな発言が多く、5日間が楽しみになりました。
はじめてのドローン操縦・VR体験
午前中にパソコンやアカウントの初期設定を終え、午後からはドローン操縦体験へ!教室にあるドローンは、スマートフォンのアプリで操縦します。
簡単そうに見えますが、意外と複雑な調整が必要で、大学生の講師も暴走させて、壊してしまうことがよくあります(笑)
最初は思ったように動かず、苦戦する生徒たちもいましたが、すぐに慣れ、楽しそうに操縦していました。ドローンにハマる生徒はとことんハマり、講師と一緒に新しい機能を試していました。
プログラミングに苦戦!?
プログラミング学習の合間を縫って、VRにも挑戦しました。 目の前に広がるVRの世界に「すごいワクワクする」と高校生たち。
飛行船を操縦してみたり、スポーツをしてみたり、こんなことが教室の中でできるなんて!とみんな驚いていました。
ドローンやVR体験を通して、ITの技術に触れ、プログラミング学習への士気を高めることができました!
4日目には、IT企業の社員さんとのワークショップが行われました。事前に考えてきてもらったこともあり、生徒からたくさんの質問が出ました。社員さんも楽しく丁寧に答えてくださったので、とても盛り上がりました。
高校生たちからは、「とにかくすごかった」、「IT企業のことを知れて楽しかった」という声があり、良い刺激になったようでした。
新しい出会いを大切に
昼休みには、講師と生徒が一緒になってカードゲームをしました。
私たちスタッフも遊び方を知らず、みんなでルールを確認しながら進めました。初対面の生徒同士も交流できたので、教室全体の雰囲気が徐々に和んでいきました。
また、プログラミング学習以外の時間でも、講師と生徒が話す時間が徐々に多くなっていきました。
学校でのことや部活、趣味の話で盛り上がりました。また、生徒が講師の大学や進路について質問することもあり、打ち解けられた気がして嬉しかったです!
こうして長いような短いような5日間を過ごし、最終日のチェックアウトを迎えました。
最後は初日と同じように円になって、キャンプで学んだことを発表しました。プログラミングについては「とにかく難しい」という感想を抱いた生徒が多かったものの、
「5日間を完走できてよかった」、「これからもプログラミングを続けたい」など、みんなが前向きな言葉で締めてくれました。